Chrome Text To Speechとは Google Chromeブラウザーがテキストをコンピューターが読み上げる機能(Text To Speech)のAPIに対応しました。 公式アナウンスはこちら Text To Speechは、Google翻訳をルール違反でTTS化するのが流行ったりとニーズはあるみたいです。 まだ英語だけなのですが、選択した範囲を読み上げたり、辞書検索で自動的に発音されたりするようにアプリが対応するでしょう。 音声の品質はあくまで、APIのみの提供で、エンジンは含まれていません。ほとんどのユーザーは、パソコンにインストールされている、TTSを間接的に使うことになります。 Windowsユーザーですと、Microsoft SamかAnnaとかです。下記、Youtubeを見てみてください。 試してみるにはChromeがTextToSpeech(TTS) APIに対応しただけなので、別途アプリをインストールする必要があります。Chrome Web Storeから見てみます。 動かすと英語をしゃべると思いますが。(お使いのパソコンなどの設定によってはTTSエンジンが入っていない場合があります。) その場合、別途 TextToSpeech エンジンをインストールします。(後述) 品質ですが、Windowsを使っている場合は、Microsoft AnnaかSamが入っていますので、そんな感じになります。 その名の通り、マイクロソフト製のパソコンにデフォルトで入ってるText To Speech システムです。これをChromeブラウザーはNativeで呼び出すことができます。 技術的にはNative Clientを使っているようです。 他のTextToSpeech エンジン中には昭和品質のText To Speech Engineもありますが似た品質のESpeakベースのspeak.jsがこちらで試せます。 http://www.syntensity.com/static/espeak.html ちなみに、これらを入れるとアプリによっては、デフォルが移りますので、Microsoft Annaとか使いたい場合はOffにした方がいいかもしれません。 (通常は、ボイスを選べるはずです) Googleは高品質のTTS持ってるはずなので、それがいずれChromeに搭載されるか、公開されることを祈りましょう。 また、TTSエンジンも拡張機能として公開できるので、他にもいろいろ新しいのが出てくるやもしれません。 日本だとGalateaTalkとか対応して欲しいですね。 TTS APIを使ったアプリを作るにはTTSのパーミッションを追加すればいいだけです。 詳しい API一覧は、こちら アプリ本体HTML <html> <head> <script> function speak(){ chrome.tts.speak('Hello, world.'); } </script> </head> <body> <button onclick="speak()">Speak</button> </body> </html> アプリ用のマニフェスト { "name": "TTS", "description": "chrome tts", "version": "1", "app": { "launch": { "local_path": "test.html" } }, "icons": { }, "permissions": [ "tts" ] } これまでは、GPLライセンスでのspeak.jsしかなかったのですが、ChromeのTTS APi対応でブラウザーがしゃべるアプリを作りやすくなったと思います。 |
Chromeブラウザー >